骨格のズレとは？

身体の骨格を家に例えてみます。
　家が建っている状態、人が立っている状態をイメージして頂くと分かりやすいです。大雑把ですが、家には下から①土地②土台の部分③床・柱・壁④屋根があります。

　①家でいうと土地のとなるものは足・膝・股関節があります。こちらがずれていると上に立っている建物がどんなに素晴らしくても傾いて、その土地は地盤沈下を起こしてしまいます。

　②土地にのる土台となるものが骨盤です。家の土台はコンクリートで動かないように作られていますが、人間の骨盤は可動性があります。特に偏った姿勢でいることの多い方はズレやすいです。骨盤には脊髄が入っています。

　③床・柱・壁は背骨です。脊髄が背骨に包まれるように入っています。
　脳と脊髄は人間のような働きをしており、家の中のすべてのことをコントロールしています。

　④屋根は首肩と頭です。屋根がしっかりしていないと雨漏りしたりしてしまい、住んでいる人間は快適な生活を送れません。

　家も骨格も、人間や神経といった大切な部分を守るためにつくられています。建築物の検査のようにカイロプラクティックは骨格のずれの異常がないか確認・検査・調整していきます。痛みや違和感でレントゲンやMRIをとっても問題が無かった場合は、カイロプラクティックで改善することが多いです。　

　私のカイロプラクティックの特徴は全身のあらゆる骨の一つ一つを検査し調整していくところです。足から顎に至るまで細かく調整していき、一番の原因となっている箇所を見つけて検査・調整し説明します。

カイロプラクティックとは？

カイロプラクティックは脊髄が入っている骨を矯正することにより、脳脊髄液の循環を活性化させ、神経生理機能の改善を目的としています。

　脊髄は３層の髄膜(軟膜、くも膜、硬膜)で守られており、そのくも膜の下には脳脊髄液が循環し、神経細胞（ニューロン）を代謝をしています。

　脳脊髄液は脳室脈絡叢にて作られ呼吸時や頭蓋・仙骨の運動により脳内から脊髄、末梢の神経にまで循環しており、ニューロンの栄養素や不要物は脳脊髄液の中から補われ、そして排泄されています。

　骨のズレや長時間の同じ体勢などによって骨格本来の動きが損なわれると脳脊髄液の流れが乱れ身体の不調として表れます。

　ズレの原因は人によって様々で過去の事故やトラウマが原因になっていることが多いです。

この様な症状をお持ちの方へ

慢性的な頭痛がある

顎関節症や顔面神経痛等

辛い肩こり

四十肩・五十肩

膝の痛み

ぎっくり腰やヘルニア

他の症状の方も
お気軽にご相談下さい！

事例1

　右足親指の外反母趾が痛くてご来店されました。痛いので右足に体重を乗せたくなく、しばらく放置していたら腰まで痛くなってきてしまったそうです。
　確認すると右足の外反母趾は勿論右足首と右膝に加え骨盤が左に大きくずれていました。右足に体重をかけたくないので腰から大きく左にずれてしまっていました。痛い箇所をカバーするように骨格のズレは生じやすいです。

事例2

　睡眠時無呼吸症候群と診断され、眠れず夜中何度も起きてしまい、精神的にも弱っている患者さんがいらっしゃいました。
　特に背中が痛いとのことで背中の真ん中から下の方の丸みも強かったのですが、背中の上の方は丸くなく、くぼんでいました。
　施術後よく眠れるようになり、自律神経のバランスが整いました。